南スーダン 止まない内戦状態 少女たちをレイプした上、生きたまま火をつけて殺害・・・・
(南スーダンのマラカールで、内戦により、住む場所を失った人々【6月4日 Catholic Weekly Online】) 【「非妥協的な政治によって和平はいっそう遠のき、内戦は続き、経済を崩壊に向かわせている」】...
View Articleイラン核開発をめぐる交渉 延長期限7日を睨んで“大詰めの神経戦” イランはそんなに特別か?
(イラン・ニューリッチ階層の若者が起こした事故で大破したポルシェと、社会不満の標的ともなった死亡した同乗女性 【http://www.radikal.com.tr/dunya/irani_karistiran_gs_formali_torun_sari_porschedeki_yasak_ask-1347958】) 【安易な譲歩はできないイラン・アメリカ ぎりぎりの神経戦】...
View Articleアメリカ・キューバ 国交回復発表 オバマ大統領のレガシー(政治的遺産)づくりに「追い風」
(銃乱射事件の犠牲者の1人、ピンクニー牧師の葬儀で讃美歌「アメイジング・グレイス」を独唱するオバマ大統領 Youtube動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=kP0pNVkVhso ) 【54年を経て「冷戦の遺物」を解消する歴史的な転換点】...
View Articleエジプト シナイ半島過激派を共通の敵としてハマスに接近? 更に入り組んだシリア各勢力の関係
(IS傘下の過激派がエジプト治安部隊を襲撃したシナイ半島のラファとシェイクズウェイド 【7月2日 毎日】) 【政変から2年、安定への正念場】 エジプトでは、2013年7月3日、当時のシシ国防相(現大統領)主導の事実上のクーデターによってイスラム組織ムスリム同胞団出身のモルシ元大統領が失脚した政変から2年が経過しました。...
View Article中国 香港・台湾を含む「国家安全法」 台湾は「抗日戦争勝利70周年」で存在感アピール
(来年1月の台湾総統選勝利が有力視されている民進党・蔡英文主席 http://www.setn.com/News.aspx?NewsID=76252) 【従来の「集団指導体制」から、習近平主席への求心力を高める方向へ】 中国・習近平政権は、7月1日、領土や海洋権益の防衛に加え、宇宙やサイバー空間など幅広い分野をカバーした安全保障政策の土台となる新たな「国家安全法」を制定し、即日施行しました。...
View Articleチベット問題 進まない「対話」 ダライ・ラマ14世高齢化で懸念される独立派の過激化
(6月21日、インド北部ダラムサラで行われた80歳の祝賀行事で感謝の意を表すダライ・ラマ14世(共同)【6月21日 産経ニュース】) 【明日で80歳】 明日7月6日は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の80歳の誕生日だそうで、インド北部ダラムサラにある亡命政府では6月21日に祝賀行事を行っています。 ****ダライ・ラマ、80歳の祝賀に8000人「チベットの光であり、魂」...
View Articleカンボジア、ミャンマー 「経済回廊」が導く物流革命
(ハノイから昆明を経て南下しバンコクに至る緑のラインが、中国の“南北経済回廊”(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/about/kaikaku/tekisei_k/pdfs_2014/18_haifu.pdf) 【日中のメコン地域開発支援競争】 ****日本政府によるメコン川流域への投資・・・AIIB対抗が狙い!=中国メディア****...
View Articleギリシャ 国民投票は“賭け” 今後の流れを左右する欧州中央銀行(ECB)の判断
(緊縮策否決をよろこぶギリシャの人々 【7月7日 CNN】) 【キャメロン首相の“賭け”は?】 EUなどの金融支援の条件となる財政緊縮策の受け入れに関するギリシャの国民投票は、周知のように、賛成38.69%、反対61.31%と、事前の予想に反して、圧倒的に反対が多いという結果になりました。...
View Articleマレーシア 与党は首相の汚職疑惑、野党は共闘崩壊 それぞれに困難に直面
(汚職疑惑の渦中にあるナジブ首相 【7月8日 TBS Newsi】) 【「1MDB」問題で、首相口座に7億ドルの不正入金?】...
View Articleアフガニスタン政府とタリバン、パキスタンで直接交渉 今後も継続
(7日、カブールで起きた自爆攻撃の現場を調べるアフガニスタンの治安部隊(ロイター)【7月8日 産経ニュース】) 【「平和に向けた最初の一歩」】 アフガニスタン政府と反政府勢力タリバンは今年に入り、カタールなどで非公式の協議を行ってきましたが、タリバンは正式な和平交渉開始の前提として国際部隊の完全撤退を求めており、これまで目立った進展はありません。...
View Articleスレブレニツァ虐殺 関係国で異なる認識 融和に向けた、バルカン半島の共通歴史副読本の試みも
(スレブレニツァ近郊ポトチャリの施設に並べられた新たに墓地に埋葬される「スレブレニツァの虐殺」犠牲者のひつぎ 【7月10日 AFP】) 【「ジェノサイド(集団殺害)」認定をめぐる対立】 1992~95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争末期に同国東部スレブレニツァで起きた虐殺事件から、11日で20年になります。 ****<ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争>*****...
View Article「世界の10億人以上が極度の貧困状態から抜け出した」一方で、貧困状態に取り残された人々・地域も
(インドネシア・ジャカルタ 高層建築を望む貧困地区 世界中どこでも見られる光景です。 【7月9日 AFP】) 【「史上で最も成功した反貧困運動」】 世界の経済成長、特に人口が多い中国・インドの経済成長によって、絶対的貧困は大きく減少し、国連の「1990年比で世界の貧困層の割合を半減させる」という目標は達成されたとのことです。...
View Articleトルコ タイ政府の中国へのウイグル族強制送還へ反発 タイ領事館襲撃も 中国は「政治問題化」を非難
(タイ政府によるウイグル族強制送還に反発、トルコ・イスタンブールでタイ領事館を襲撃する群衆 【7月10日 TBS Newsi】) 【中国人と間違えて韓国人の観光客グループを襲撃】...
View Articleアフガニスタン 親政府民兵組織による人権侵害 対ISでタリバン・アメリカの利害は一致?
(【7月13日 AFP】) 【事件後も脅迫を受ける酸攻撃犠牲者】 アフガニスタンなどの国おいて、宗教上のささいな違反があったとみなされる場合や、男性からの求愛を拒否したような場合に、女性の顔面に酸を浴びせるという卑劣極まりない行為が横行していることはしばしば取り上げてきました。 7月9日ブログ「アフガニスタン政府とタリバン、パキスタンで直接交渉...
View Articleギリシャ金融支援協議 ぎりぎりの合意でひとまずユーロ離脱を回避
(ユーロ圏首脳会議の開始前に言葉を交わす(左から)ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領(後ろ向きの人物)、ギリシャのチプラス首相(7月12日撮影)。【7月13日 AFP】) 【チプラス首相「財政の窒息状態から抜け出るためにはやむを得ない決断だった」】 昨日のギリシャ債務問題、そして今日のイラン核開発問題と、立て続けに世界が注目してきた交渉がなんとか“合意”に漕ぎつけました。...
View Articleイラン核開発問題、13年越しの合意 軍事施設査察など不透明な部分も
(テヘラン郊外の軍事施設パルチンの衛星写真 かつて核軍事転用の為に起爆実験が行われた疑いが指摘されています。【2014 年 10 月 7 日 WSJ】) 【ザリフ外相「これで不必要な危機を防ぐことが出来る」】 イラン核開発問題については13年にわたる交渉が続けられ、最終合意に向けた先月来の交渉についても期限を3回延期するという難産の末、14日夜、ようやく最終合意に達しました。...
View Articleミャンマー 11月の総選挙で「地滑り的勝利」を目指すスー・チー氏 内部対立で迷走する与党
(次期大統領関連で名前があがっている、シュエ・マンUSDP党首(下院議長)とミン・アウン・ライン国軍最高司令官 【7月16日 NHK】) 【「地滑り的勝利」で、総選挙後の主導権を握ることを目指すスー・チー氏】 ミャンマーでは11月8日に総選挙が実施されます。...
View Article中国 人権派弁護士一斉拘束 経済減速下の民衆不満拡大への危機感 『指導者の看法(見方)』が優先
【2014年1月30日 日経】 【繰り返される民主化・人権要求と弾圧】 言うまでもなく、中国は事実上の共産党による一党支配体制であり、この“国体”を批判する、あるいは、疑念を抱かさせるような言動は許されません。 上記の表にあるように、これまで中国でも民主化を求める動きはいくつかありましたが、共産党指導部によって徹底的に封じ込まれてきました。...
View Articleブラジル リオ五輪を控えた「新興国」 際立つ治安の悪さ 現職、前大統領を巻こむ汚職事件
(リオデジャネイロ 2014年3月25日 銃撃戦が日常生活の一部になっているようにも見えるところが怖い・・・ 【6月25日 ロイター】) 【ブラジル経済:四半世紀ぶりの急激なペースで縮小しつつある】 最近はあまり聞かれなくなった感もある“BRICS”(新興5カ国) G8を追われているロシアは、BRICSによる影響力拡大を狙っているようですが・・・...
View Articleイラン核協議合意後の商機を狙う素早い動き 米・イランは原則論は維持しつつも「変化は可能だ」とも
(7月14日 合意を喜ぶテヘラン市民 手には「ありがとうザリフ外相」とのメッセージ この喜びが失望に変わることがないように・・・・ 【7月16日 The Huffington Post】) 【「宝の山」】 イラン核開発問題に関する合意は、7月15日ブログ「イラン核開発問題、13年越しの合意...
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