香港立法会選挙 香港独立を掲げる「本土派」代表の立候補資格取り消しで波乱含みの展開
(7月30日夜、資格取消後に行われた「香港民族党」陳浩天氏の抗議集会 RFA中国語版によれば「参加者が多くなかったため、8月5日に再度集会を開くことを市民に呼び掛けた」とのこと 大きな運動にはなっていないということでしょうか? 【7月30日 RFA】) 【「本土派」代表の立候補資格取り消し 広がる反発】...
View Article北欧の「快適」な刑務所 難民・移民に揺れる北欧民主主義 ノルウェーがフィンランドに自国領の山を贈る?
(ビジネスホテルのようなノルウェーの刑務所【http://www.all-nationz.com/archives/1001773248.html】) 【フィリピン 定員800人の刑務所に3800人】 フィリピンのドゥテルテ大統領は公約どおり麻薬犯罪者の殺害を奨励する方針をとっており、大統領選勝利後、警察はすでに容疑者110人以上を殺害したとのことです。...
View Articleインドネシア 麻薬犯罪者の死刑執行 中国を含む違法操業漁船取締りなど“強い姿勢”のジョコ政権
(6月23日、中国との対立の舞台となっている南シナ海にあるインドネシアのナツナ諸島を訪れ、軍艦に乗るジョコ大統領=大統領府提供【AFP=時事】【時事】 就任直後は与党党首でもあるメガワティ元大統領の“操り人形”とも揶揄されましたが、最近は野党も取り込んで政権基盤を強めているようです。) 【シャリア(イスラム法)を適用するアチェ州 異教徒・外国人にも】...
View Articleアメリカ大統領選挙 白人低所得層の不満・不安を煽り逆転を狙うトランプ氏
(まだまだ逆転の可能性を残すトランプ氏 【8月2日 毎日】) 【共和党内部からの批判も改めて強まるものの・・・】 アメリカ大統領選挙の共和党候補トランプ氏の場合、度重なる暴言やスキャンダルも型破りな「持ち味」のひとつとして、あまりダメージにもならないようです。...
View Articleウクライナ東部 戦闘・犠牲者が増加 欧米・ロシアも停戦合意順守を求めているものの・・・
(ドネツクに近いマリインカ周辺で、親ロシア派武装勢力に発砲する政府軍。7月30日撮影 【8月2日 AFP】 “政府軍”というより、民兵のようにも見えますが・・・) 【OSCE 犠牲者の増加を警告】 最近あまり情報がないウクライナ東部の情勢ですが、停戦中の現在も戦闘は続いているようです。 「停戦破綻」という刺激的なタイトルの記事もありました。...
View Articleフィリピン 麻薬犯罪撲滅に「射殺」を奨励するドゥテルテ大統領 「法の支配」無視では中国と同じ
(フィリピン・マニラの路上で何者かに射殺されたマイケル・シアロンさんの遺体を抱き締める妻のジェニリン・オライレスさん。現場には「麻薬密売人」と書かれたボール紙製の札が残されていた(2016年7月23日撮影)。(c)AFP/NOEL CELIS 【8月5日 AFP】 ドゥテルテ大統領は写真を、十字架にかけられて死んだキリストを抱く聖母マリアになぞらえて「メロドラマ」と形容しているそうです。)...
View Article新技術の話題 「道路をまたぐバス」「セックスロボット」「自動運転車」
(巴鉄(はてつ)1号と名付けられた立体バスの試作車 自動車は「バス」の下をくぐりぬけて走ります 【8月5日 Newsweek】) 【「現在の車両でカーブを曲がれるかどうかは不明」だが、とにかく試験走行実施】 4月15日ブログ「サウジアラビア 変わる社会? エジプトとの間で「紅海に橋を建設」で合意...
View Article中国 深刻化する習近平主席と李克強首相の対立 「北戴河会議」で人事の駆け引き進行中
(7月1日、北京・人民大会堂で、中国共産党創設95周年の祝賀大会に出席した習近平国家主席(左)と李克強首相(ロイター)【7月31日 産経】) 【東シナ海でも既成事実を重ねる中国】 仲裁裁判所の判決以後も、スカボロー礁の周辺空域を「パトロールした」と発表するなど南シナ海での積極姿勢を続ける中国ですが、東シナ海での活動を強めていることも報じられています。...
View Articleマレーシア 国内的に幕引きがなされた「1MDB」疑惑 アメリカ司法省の差し押さえ訴訟提訴で再燃
(「1MDB」疑惑で抗議集会を行う人権活動家マリア・チンアブドラ氏(中央女性) 今後、更に抗議活動を展開していく計画を発表しています。【8月3日 ロイター】) 【ナジブ首相への資金還流疑惑も それでも盤石なナジブ体制】 マレーシア・ナジブ首相が代表を務めていた政府系投資会社「1MDB」(ワン・マレーシア・デベロップメント)を舞台にした巨額汚職疑惑については、これまでも何回か取り上げてきました。...
View Articleミャンマー 反感と必要性のはざまで複雑な中国との関係 17日からスー・チー氏訪中
(ミャンマー中部モンユワ地区で5月6日、中国企業によるレパダウン銅山開発再開に抗議する住民 【5月7日 時事】) 【横行する中国への人身売買】 スー・チー氏が牽引するミャンマー民主化については、アメリカはこれを支援する関係にありますが、6月28日、アメリカ国務省は人身売買に関する今年の報告書において、ミャンマーを人身売買状況が懸念される国のリスト中最悪となる「ティア3」に格下げしました。...
View Articleタイ 国民投票で「新憲法」承認 問題は多いものの、「民政復帰」で国民和解と政治安定を目指して
(新憲法案に対する一票を投じるインラック前首相。「タイの民主主義にとって重要な日」と語ったが、憲法案への見解は口にしなかった=7日午前10時すぎ、バンコク、大野良祐撮影【8月8日 朝日】) 【内容も、手続き的にも、民主的とは言い難いタイ新憲法】 タイの軍事政権主導の新憲法案については、7月27日ブログ“タイ...
View Articleエチオピア 政府の「明確なビジョンと戦略」で経済成長と医療改善を実現
(首都アジスアベバに開業した初の地下鉄駅【7月23日 朝日「GLOBE」】 エチオピアは急速に変わりつつあります) 【国が豊かになるかどうかを決めるのは、運命や資源ではなく、明確なビジョンと戦略】 アフリカ・エチオピアの首都アジスアベバには成田からエチオピア航空の直行便があるようです。知りませんでした。アフリカへは唯一の直行便ではないでしょうか。...
View Articleイラン 実効を伴わない制裁解除でイラン経済の困難続く 政権・核合意への期待は失望に
(“イラン政府は世界中で流行中のスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」を他の多くのインターネット規制同様、即座に禁止したが、テクノロジーに精通した若者たちは禁止令などお構いなしで夢中でプレーしているようだ”【8月6日 AFP】) 【核開発の野心を持ち続けるイラン】...
View Article在韓米軍へのTHAAD配置で揺れる東アジア情勢 中国の苛立ち 韓国の反発 「蜜月」一変
(8日、青瓦台(大統領府)で首席秘書官会議を開き、THAADの韓国配備問題に関し政党を超えて協力することの重要性を訴えた朴大統領 【8月8日 聯合ニュース】) 【北朝鮮「くず鉄の塊にすぎないTHAAD」】...
View Articleイエメン 国連を脅して「ブラックリスト」から外れたサウジアラビアの空爆で再び子供の犠牲者
(サウジアラビア軍の空爆を受けた学校でしょうか。【8月13日 Pars Today】) 【国連仲介の和平交渉は「中断」】 「反政府勢力フーシ派及びサレハ前大統領派」と「ハディ暫定大統領派及び軍事支援するサウジアラビア」との内戦が続く中東最貧国イエメン。 フーシ派は宗教的にはシーア派の一派ということで、イランが後押ししていると言われ、地域大国であるサウジアラビア対イランの代理戦争とも見られています。...
View Articleフィリピン 故マルコス元大統領の英雄墓地埋葬を決定したドゥテルテ大統領 風化する歴史
(マルコス元大統領の英雄墓地への埋葬に抗議する人々【8月15日 CNN】) 【「マルコスは英雄」か?】 8月15日の終戦の日を迎えると、毎年繰り返されるのが靖国参拝をめぐる騒動。 特に今年は、中国や韓国が「最も右翼的で、軍国主義的傾向のある閣僚」として警戒する稲田朋美防衛相のこともあって、中国は外交ルートを通じて、閣僚の靖国神社への参拝自粛を日本政府に働きかける異例の対応を行ったとか。...
View Articleフランス イスラム教徒全般に対する過度の警戒心・不信感がもたらす危険性
(イスラムの戒律に配慮して肌を露出しない水着「ブルキニ」【8月12日 TRT】 特別、問題はなさそうですが・・・・) 【テロの恐怖・警戒から緊張を高めるフランス社会】...
View Articleシリア 激戦が続くアレッポ 補給路を確保するも危機に瀕する住民の生命
(シリア政府軍による塩素ガス攻撃で呼吸困難になったとされるアレッポの少女 祖父は「国際社会がシリアに背を向けた」と非難しています。【8月17日 BBC】) 【イスラム過激派が主体となった反体制派 包囲網に補給路を開く】...
View Article核軍縮に立ちはだかる「現実論」 オバマ大統領の「先制不使用宣言」 国連での核禁止条約交渉の議論
(8月6日 広島で、「核兵器のない世界」に向け努力を積み重ねていくことを誓う安倍首相 【8月6日 朝日】) 【オバマ大統領の核先制不使用宣言検討に対し、日本など同盟国から強い疑義】 来年1月に退任するアメリカ・オバマ大統領が、自身のレガシー(政治的遺産)として、核兵器の先制不使用宣言を検討しているとのことです。...
View Article南スーダン 存在意義が問われる国連PKO部隊 救助要請でも出動せず
(現在南スーダンには1万2000人の国連部隊が派遣されています。【8月18日 CNN】) 【混乱長期化の可能性 すでに国外避難民100万人、国内避難民160万人】 キール大統領派とマシャール副大統領派の内戦が続いている南スーダンでは、これまでも“合意”が成立と言いながらも戦闘が継続・再発するという形で、基本的な和解は全く進んでいません。...
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