金正男氏を見捨てた中国? スノーデン氏はロシアからトランプ氏への「贈り物」? 国家の都合に翻弄される個人
(実行犯とみられる“LOLの女”の映像を伝える韓国のテレビ 【2月16日 時事】 “中国のインターネット競売サイトには一時、女が着用したものに似たLOLの文字が入ったシャツが出品された。何者かが事件後に模倣して製作したとみられるが、「北朝鮮の女スパイ着用と同じTシャツ」と銘打ち、6324元(約10万5000円)の値が付けられた”とも。) 【よくわからない話いろいろ “いたずら”? VX?...
View Articleロシアの脅威からトランプ政権を警戒するバルト3国 同盟国ベラルーシもロシアに距離を置く姿勢
(リトアニアの首都ビリニュス中心部に現れたトランプ氏とプーチン氏のキスを描いた壁画。【2016年11月16日 朝日】) 【揺らぐアメリカと同盟国の信頼関係】 ロシアと周辺国の関係というと、(北方領土問題を抱える日本もその一つではありますが)一番目にするのはNATOとしてロシアと対峙する欧州西側諸国、特に対ロシア警戒感が強いバルト3国に関する話題です。...
View Articleアメリカ トランプ大統領の移民対策強化で揺れる「移民の国」
(「移民のいない生活には、限界がある」と書いた紙を入り口に貼って、「移民のいない日」ストに参加したカフェ=16日、ロサンゼルス 【2月17日 朝日】) 【移民は雇用を奪ったか? 不法移民取り締まり強化で拡大する混乱】...
View Articleオランダは極右台頭の“鈴付き羊”となるか? 敵と味方に峻別する政治がもたらす民主主義の形骸化
(選挙運動をスタートさせ、報道陣に囲まれる自由党のウィルダース党首(中央)【2月19日 毎日】) 【オランダ極右政党 第1党に躍り出る勢いも、政権獲得は困難】 フランス大統領選挙、ドイツ総選挙に先立つ3月15日に行われるオランダ下院選挙が、極右勢力・ポピュリズムの台頭と言う形で、今後の欧州・世界の先行きを示す“鈴付き羊”となるかが注目されるという話は、1月26日ブログ“オランダ...
View Article金正男氏殺害事件で北朝鮮と友好国の関係に亀裂 インドネシアのジャカルタ知事選挙の動向など
(選対本部で支持者らを前に演説するアホック氏(中央)【2月16日 ジャカルタ新聞】) 【北朝鮮の駐マレーシア大使のマレーシア批判に駐北朝鮮大使を召還】...
View Articleコンゴ 東部で続く混乱 映画「ランボー」のような政府軍による民間人虐殺?
(カビラ大統領の写真を掲げ、「私のした仕事を信じてください」と訴える看板【1月17日 朝日】) 【大統領が居座り 合意はあるものの・・・】 アフリカの資源大国コンゴ民主共和国で、カビラ大統領が任期切れを過ぎても“居座り”を続けている件については、2016年9月20日ブログ“コンゴ 任期切れ近づくも、「居座り」を進めるカビラ大統領...
View Articleフランス大統領選挙 ジワジワと差をつめる極右ルペン候補 左派統一候補という新たな波乱要因も
(レバノン首都ベイルートで、同国イスラム教スンニ派最高権威との面会に訪れたフランスの極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首(右)にスカーフを差し出す関係者【2月22日 AFP】 この後ルペン氏は着用を拒否して颯爽と立ち去りますが、こうした展開を予想していた“決してイスラム差別ではないが、フランスとしての筋は曲げない”という“うまいパフォーマンス”のように思えます。)...
View Articleイスラエルに「2国家共存」以外の道があるのか? トランプ大統領の「こだわらない」発言の背景
(米ホワイトハウスの共同会見で15日、握手を交わすトランプ米大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相【2月16日 朝日】) 【“無抵抗容疑者を射殺して禁錮1年6月”は軽いか?重いか?】 以前ブログでも取り上げたことがある、昨年3月にイスラエル軍兵士が無抵抗のパレスチナ人容疑者を射殺した事件について、21日、軍事裁判所から量刑が言い渡されました。...
View Articleフィリピン麻薬撲滅戦争 「芯まで腐っている」警察撤退後も“1日に9~10人” 批判する議員は逮捕
(5歳で殺されたフランシス君と父親のドミンゴ・マニョスカさん(44歳)の棺の横で、妹のエリカちゃん(1歳)をあやすジュリー・ベスちゃん(9歳)。【2月21日 NATIONAL GEOGRAPHIC】) 【「芯まで腐っている」警察】 本家トランプ大統領の影に隠れた感もある“フィリピンのトランプ”ことドゥテルテ大統領に関する話題。...
View Article今後半年間でナイジェリア、南スーダン、ソマリア、イエメンの4カ国で、2000万人以上が飢餓に直面する恐れ
(南スーダン・アウェルにある「国境なき医師団(MSF)」の医療施設で、極度の栄養失調に苦しむ子どもに授乳する母親(2016年10月11日撮影)【2月20日 AFP】) 【「緊急かつ強力に行動すれば、最悪の結果は防げる」】...
View Article北朝鮮の核攻撃力進化で、アメリカ・トランプ政権の対応は? “最悪の状況”の可能性も
(新型の中距離弾道ミサイル「北極星2型」【2月13日 Newsweek】この熱意と技術を民生に使えば・・・とは誰しも思うのですが) 【進化する北朝鮮の核攻撃力】 “トランプは先月、「北朝鮮がたった今、アメリカに到達可能な核兵器開発の最終段階にあると声明を出した。あり得ない!」とツイート。事実上、やれるものならやってみろと金を挑発したのだ。”【2月28日号 Newsweek日本版】...
View Articleオーストラリアの難民収容施設問題 国際刑事裁判所(ICC)の捜査を要求する動きも
(パプアニューギニア・マヌス島で、立ち並ぶ難民収容施設のテント 【2016年4月27日 AFP】) 【トランプ大統領が怒ったオーストラリアからの難民受入合意】 今月初め、トランプ米大統領がオーストラリアのターンブル首相との電話会談で、難民問題に関するオバマ前大統領とのアメリカ移住合意に関して怒り出し、途中で電話を切ってしまった・・・という話は、トランプ氏らしい話としてまだ記憶に新しいところです。...
View Articleアメリカ トランプ大統領の差別主義的な言動で拡大する宗教・民族間の憎悪 ユダヤ人社会でも「自分たちが次の標的」
(約100の墓石が倒されているのが見つかった米フィラデルフィアのユダヤ教徒の墓地 【2月27日 ロイター】) 【極右政党が「トランプ万歳」 米国内ではヘイトクライム 「俺の国から出て行け!」】 トランプ米大統領は、イスラム諸国7カ国からの入国を禁止する大統領令やメキシコ・中南米不法移民に対する厳しい措置などで、宗教・民族による社会の分断を深めかねない言動を続けています。...
View Articleスウェーデン トランプ大統領の“早とちり発言”にも“一片の真実” 苦慮する移民・難民問題
(スウェーデン南部マルメで、スウェーデン移民庁の難民申請施設の入り口前で眠る人たち(2015年11月20日撮影)【2月9日 AFP】) 【トランプ政権の政治スタイル】 注目されたトランプ米大統領の施政方針演説は比較的抑制されたものでした。...
View Article中国・新疆ウイグル自治区 当局は大規模軍事パレード IS参加戦闘員は「川のように血を流す」
(中国の新疆ウイグル自治区ホータンで、反テロリズムの決起集会に参加する武装警察官ら(2017年2月27日撮影)。【2月27日 AFP】 国防費より大きい資金を国内治安に投入しているだけに、夥しい人数の武装警官(ほとんど兵士)です。 写真中央、“団結広場”に立つ銅像は、右の大きい男性は毛沢東、左の小柄な男性はウイグル族老人です。...
View Article韓国 本格化する中国によるTHAAD報復をどのように乗り越えるか 政治混乱のなかで正念場
(「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」の記念行事に出席した(左から)韓国の朴大統領、ロシアのプーチン大統領、習近平国家主席=2015年9月3日、中国・北京の天安門【iRONNA】) 【「蜜月」から一転した中韓関係】...
View Articleアイルランド 母子保護施設の跡地から多数の乳幼児の遺骨 「マグダレン洗濯所」の奴隷労働
(アイルランド「マグダレン洗濯所」【https://matome.naver.jp/odai/2136133702511735201】) 【母子施設は婚外子の出産が社会的に強く蔑視されていた時代に、国の助成金を受けて宗教団体が運営】 ****カトリック系保護施設跡地から多数の乳幼児の遺骨、アイルランド****...
View Articleサウジアラビア 財政再建のさなか、国王はインドネシアで“豪遊” イエメン情勢も絡んで・・・
(インドネシアの首都ジャカルタの大統領府で、サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドルアジズ国王(中央左)を歓迎するジョコ・ウィドド大統領(中央右)とイスラム教の指導者ら(2017年3月2日撮影)【3月3日 AFP】) 【“脱石油”を目指すムハンマド副皇太子の改革 財政再建のため付加価値税も導入】...
View Articleトルコ エルドアン大統領への権限集中を図る憲法改正 ドイツでの集会禁止に「ナチスと変わらない」
(ドイツ西部ケルンで昨年7月31日に開かれたトルコ系住民がエルドアン大統領を支持する集会【2016年8月3日 朝日】 約4万人が集まり、一帯がトルコ国旗の赤色に染まったとも) 【憲法改正で大統領へ権限集中 「実現すればエルドアン氏の独裁になる」との批判も】...
View Article「国際女性デー」40周年 堀北真希さんの引退報道
【2月28日 GLITTY】 【古典的女性差別以外にも、社会に根強い差別的対応も】 世の中には随分とわかりやすい女性差別もまだ存在するようです。 ****「女性の報酬は男性よりも少なくすべき」、ポーランド極右議員が差別発言**** 欧州議会でポーランドの極右議員が、女性は男性と比べて弱く知性も劣るため報酬を低くすべきだとする「性差別発言」をしたことを受けて同議会は3日、調査を開始した。...
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