イギリス 離脱に関する曖昧な妥協が有権者から拒否された欧州議会選挙 今後のブレグジットは?
(画像は【5月27日 BBC】再び表舞台に返り咲いたブレグジット党のファラージ党首(右) 「我々はチームの一員となるべきだ」と、離脱を巡る交渉への参加を認めるよう求めています。そうした要求が入れられることはないと思いますが、保守党を離脱強行に突き動かすことで、今後の流れに大きく影響することにも。 それはともかく、どうしてこの人の写真はいつも大口を開けているのもばかりなのでしょうか?)...
View Articleドイツ 反ユダヤ主義の拡大・顕在化 キッパ着用でユダヤ教徒への連帯を呼びかける
(エルサレムのホロコースト記念館で2018年10月4日、犠牲になったユダヤ人を追悼し、献花するドイツのメルケル首相=ロイター【2018年10月5日 朝日】) 【キッパ着用を控えなければいけないのら「我々は歴史と向き合うことに失敗したのだ」】...
View Article中東情勢、イラン・アメリカの対立に関する動き パレスチナ「世紀の取引」は?
(5月16日、ロシア、中国に続き日本を訪れたイランのザリフ外相(左)と談笑する河野外相。【5月28日 BUSINESS INSIDER】) (共通の趣味であるゴルフを楽しむ日米首脳(千葉県茂原カントリークラブ、2019年5月26日)【5月29日 Newsweek】) 【中東情勢に変化の兆し????】...
View Article日韓関係 凍り付く政治のなかで、韓国の“日本ブーム”日本の“第3次韓流ブーム”
(日本最大のコリアンタウンである新大久保がいま、平日でも歩道が歩けないほど、韓流ファンや観光客でにぎわっており、駅のホームから改札口に出るまで混雑で30分近く掛かることもあるとか。【2018年8月25日 桐島 クジャク氏】より) 【凍り付いた日韓関係】...
View Articleオーストラリアの難民収容施設 日本の入管施設 期間もわからない長期収容に自殺者も
(【2018年11月8日 望月 優大 現代ビジネス】) 【オーストラリア 移民・難民政策に厳しい保守党が政権維持】 5月18日に行われたオーストラリア総選挙では、事前の「野党・労働党有利」の予想に反して政権与党・保守党が勝利しました。 この結果は、南シナ海で中国に対峙する日米豪の協調にも関係してきますが、そのあたりの話は今回はパス。...
View Articleトルコ・エルドアン大統領 “再選挙”という危うい賭け S400問題、大阪G20で制裁回避は?
(5月6日夜、再投票の決定に抗議するイスタンブール市民ら=ロイター【5月7日 日経】) 【イスタンブール市長選 再選挙を強行するエルドアン大統領 返り討ちを狙う野党側】...
View Article中国 天安門事件から30年 「自由よりパン」で収めた「成功」 世界でも振り子は「自由よりパン」へ
(1989年6月4日、北京の天安門広場近くの長安街で1人の市民が捕まり、大勢の兵士の前でひざまずかされた。奥には見えるのは中国国旗【6月1日 朝日】) 【アメリカの「虐殺」非難に、中国は「国情にあった発展の道を歩んできた」と自負】 天安門事件から30年、現在の米中対立を受けて、天安門事件についても米中間で応酬が。 ****中国報道官「内政干渉」と米に反発****...
View Articleイスラエル シリアでのイランとの危険な関係 パレスチナ・イランで抱える二つのジレンマ
(ゴラン高原のイスラエル支配地域に展開するイスラエル軍の戦車(2019年6月2日撮影)【6月3日 AFP】) 【トランプ大統領「民間人虐殺をやめろ!」 もっともな主張ではあるが・・・】 シリアではイスラム過激派が実質支配する反体制派最後の拠点イドリブに対するシリア政府軍およびロシアの爆撃が激化しており、民間人犠牲者増大が懸念されています。...
View Article中国・天安門事件から30年 問われる国家の資質 当事者が語る30年前の実情、今の思い
(まだ“お祭り気分”のような雰囲気も漂う1989年5月中旬の抗議デモ【5月31日 WSJ】 【ポンペオ国務長官 中国共産党を「異論を認めず、利益のためなら人権を侵害する」などと批判 中国も応戦】 ここ数日の国際面を賑わせている話題となると、やはり30年が経過した中国・天安門事件に関するもの。...
View Articleスーダン デモ隊強制排除で混乱拡大 「アフリカの天安門事件」とも
(スーダンの首都ハルツームを走行する治安部隊の車両(2019年6月4日撮影真)【6月5日 AFP】) 【統制のとれた抗議行動でいったんは合意成立】 アフリカ・スーダンでは、約4カ月間の市民の大規模反政府デモの結果、30年に及ぶ独裁支配を続けたバシル大統領(75)が4月11日、軍部のクーデターによって失脚しました。...
View Articleアメリカ 「好景気」の家賃上昇で増加するホームレス 脱出は困難な事情も
(ロサンゼルス中心部の路上に置かれたホームレスのテントや所有物【6月6日 CNN】 【家賃高騰で増加するホームレス ワンルームアパートのためには最低賃金では週80時間労働が必要】 TouTube【https://www.youtube.com/watch?v=rtQMzIlGiuM】に、アメリカ・ロサンゼルスのホームレスの状況を紹介した動画があります。...
View Articleトランプ大統領の対メキシコ関税 両国間でぎりぎりの交渉 与党・政権内部にも異論
(国境を越え米国に入国したテキサス州エルパソで、息子を抱きしめる男性(2019年5月16日撮影)【5月27日 AFP】 親子は、ひと月かけてグアテマラからメキシコを移動しこの地にたどり着いたそうです。) 【ぎりぎりの交渉が続く】...
View Article地球温暖化 「最悪シナリオ」可能性5%は深刻リスクか? 変わらない米大統領、変わる米議会
(夕食会に出席したドナルド・トランプ米大統領(右)とチャールズ皇太子(2019年6月4日撮影) バッキンガム宮殿でのチャールズ皇太子との茶会では、会話の大半が気候変動の話題だったとか【6月5日 AFP】) 【「最悪のシナリオ」の可能性は5%】...
View Article台湾総統選挙・予備選 民進党は現職と前首相が接戦 10~14日の世論調査で決定
(台湾の民主進歩党の政見発表会の開始前、握手する蔡英文総統(右)と頼清徳前行政院長。中央は卓栄泰・党主席=8日【6月8日 共同】) 【各候補とも、中国との距離の取り方が軸】 連日のように台湾総統選挙に関する与党・民進党および野党・国民党の動きに関する報道を目にしますが、総統選挙自体は、まだしばらく先の来年1月で、現在進行しているのは両党内における予備選挙に向けた動きです。...
View Article増加するヘイトクライム 不寛容、異質なものへの憎悪をはぐくむものは
(イスラム教徒の商店を狙った焼き打ちで一帯が黒こげとなった商店街(5月17日、スリランカ西部ミニワンゴダで)【5月21日 読売】) 【欧州で増加するヘイトクライム】 人種・宗教・性的指向などの違いにを理由とするヘイトクライム(憎悪犯罪)が近年増加傾向にあるという話を目にします。 互いの違いを容認しない不寛容、多様性の否定が広まっている傾向も。...
View Articleロシアにおける非民主的メディア統制と抵抗 世界では「民主主義の後退」が進行
(【1月16日 SPUTNIK】 英経済誌『ザ・エコノミスト』誌による民主化度調査 濃い緑ほど民主主義、濃い赤褐色ほど独裁的傾向) 【ロシア プーチン支配体制でのメディア統制 ジャーナリストからは抵抗も】 豊かさ、幸福度、暮らしやすさ、男女平等・・・等々は、様々な要素が複雑に絡み合った結果ですから、それを数値化することにはもとより無理があります。...
View Article香港 若者たちの抵抗 「今回が最後のデモ活動だ」 台湾では、中国批判を避ける国民党候補
(立法会の敷地に突入し、警官隊(左側)と衝突する若者ら【6月12日 共同】) 【「今回が最後のデモ活動だ」】 香港の「逃亡犯条例」改正案に関しては、5月19日ブログ“香港 「逃亡犯条例」改正案で岐路に立つ「一国二制度」・高度な自治”でも取り上げたところです。...
View Articleインド 高まる宗教間の緊張 モディ首相は社会不安を鎮める気があるのか?
(2015年、牛を殺して牛肉を食べたとして、デリー近郊の村に住むイスラム教徒男性が、怒った群集に撲殺された「牛肉殺人」に抗議するイスラム教徒たち(2015年10月6日、ニューデリーで)【2015年10月22日 HUFFPOST】 この事件のときも、モディ首相は1週間以上沈黙していました。半月ほどたった地元紙とのインタビューでは「残念なことだ」と。) 【列車の乗客4人が暑さのため死亡...
View Articleパレスチナ 発表前から難航も予想される「世紀の取引」
(【6月4日 FNN】 ユダヤ人とパレスチナ人が一緒に働く「ソーダストリーム」 こういう企業もあるようですが・・・) 【パレスチナ自治政府の財政難を招いている「テロリスト」関係者支援金問題】 パレスチナ問題の当事者たるパレスチナ自治政府に「腐敗」が蔓延しているという話は常に指摘されるているところですが、その一端を示すものが。 ****パレスチナ、ひそかに閣僚給与1.6倍に 批判受け撤回****...
View Articleフィリピン 対中国では、親中派大統領と世論には乖離もあるなか、中国漁船「当て逃げ」事件
(フィリピンの首都マニラの中国領事館前で抗議する活動家ら(2019年6月12日撮影)【6月15日 AFP】) 【親中国のドゥテルテ大統領、中国に厳しい国民世論を刺激する中国側対応に苛立ちを示す場面も】 米中間の貿易や5G・ファーウェイなどの新技術をめぐる争いやイラン周辺でのキナ臭い動きなどがあって、最近はニュースで目にする機会が少なくなった南シナ海での中国の領有権主張をめぐる争い。...
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