イギリス 総選挙敗北で求心力を失なったメイ首相に追い打ちをかけるロンドン火災 対応のまずさも
(【ロンドン火災】メイ首相、国民感情を読み違えたのか 14日未明にロンドン西部の公営高層住宅を襲った火事をめぐり、テリーザ・メイ英首相は16日夜、BBC番組「ニュースナイト」に出演し、エミリー・メイトリス記者のインタビューに応じた。...
View Articleカタール・サウジアラビアの断交問題 アフリカ・アジアへも影響拡大
(【6月18日 六辻彰二氏 THE PAGE「サウジがカタールと断交、スンニ派同士でなぜ“兄弟げんか”」】) 【「要求のむか、孤立か」二者択一を迫るサウジ 「服従の要求には決して屈しない」カタール】 アラブ世界の盟主を自任するサウジアラビアが主導するアラブ諸国と、小国ながら豊富な資金力を背景に独自外交を進めるカタールの対立については、6月14日ブログ“カタール断交問題 独自外交のカタール...
View Articleシリア ラッカ奪還で本格化するポストISの“グレート・ゲーム” 最後の勝利者は?
(ラッカから避難した人たちが多く集まる近郊の町アインイッサのキャンプで、地面に座る子ども(2017年6月10日撮影)【6月12日 AFP】 “グレート・ゲーム”で誰が勝利者となろうが、泣くのは住民です。) 【時間の問題となったラッカ奪還】...
View Article台湾への外交圧力を強める中国 しかし、台湾社会の対中国硬化は中国にとって得策か?
(国交樹立を祝うパナマのイサベル・サインマロ副大統領兼外相(左)と中国の王毅外相(2017年6月13日撮影)。【6月14日 CNN】) 【「決められない政治」と中国への弱腰で支持率が低下した蔡英文政権】...
View Article中国 信号を守り、ごみをポイ捨てすることもなく、きちんとゴミ分別する・・・・そんな日が来るのか?
(乱雑な扱いがされるシェア自転車【4月4日 WSJ】) 【「馬跳び(Leapfrog)」型発展をとげる中国社会】 “都市に住む一般の中国人はこの2、3年、タクシーを呼ぶのにスマホを使うのが当たり前になっている。このため、客を乗せていないタクシーもスマホで呼ばれた客のところに向かっていることが多く、手を挙げても止まってくれない。流しのタクシーをつかまえるのは非常に難しくなった。”【6月19日 瀬口...
View Articleコンゴの住民虐殺 中央アフリカの民兵組織衝突 イエメンではコレラが蔓延・・・世界の現状
(コレラが猛威をふるうイエメン 首都サヌアの病院を受診する家族 【5月16日 CNN】 日本から遠く離れており日本との関係も薄く、また、国際政治に与える影響も比較的小さいことから、普段あまりメディアに大きく取り上げられることもないアフリカ中部のコンゴ、中央アフリカ、および中東イエメンの惨状について。 【コンゴ・中央カサイ州:治安部隊と地元の民兵組織が約3400人の民間人を虐殺】...
View Articleオーストラリア 経済的には中国に依存しつつも、安全保障面では中国を信頼しきれないジレンマ
【2016年11月2日 NHK】 【中国へのジレンマから「中国恐怖症」】 中国の国際的存在感が増すにつれ、中国との関係に苦慮する国も多くあります。 日本もその一つですが、オーストラリアも“経済的には中国に依存しつつも、安全保障面では中国を信頼しきれない”というジレンマを抱えています。 中国メディアは、そのようなオーストラリアの状況を“中国恐怖症”にかかっているとも皮肉っています。...
View Articleロシア 広がる反汚職運動とプーチン大統領の高支持率 米世論鎮静化に配意するプーチン大統領
(デモの参加者を拘束する治安当局者=モスクワで6月12日、AP【6月12日 毎日】) 【広がる反汚職運動と存在感を増す活動家ナワリヌイ それでもプーチンが支持される】 高支持率を維持するロシア・プーチン大統領は、5月23日ブログ“ロシア...
View Article中国・パキスタン経済回廊(CPEC) 中国人拉致事件を受けてパキスタン政府が軍部隊を展開
(パキスタン北部の都市ラホールにあるパール・コンチネンタル・ホテルのロビーに掲げられた「中国パキスタン経済回廊(CPEC)」計画を促進するための会議を告知する横断幕には「パキスタンと中国の友情よ、永遠なれ」 「我々の友情はヒマラヤよりも高く、世界最深の海よりも深く、蜂蜜よりも甘い」と。【5月29日号 日経ビジネスより】) 【「一帯一路」構想の中核「中国・パキスタン経済回廊(CPEC)」...
View Article香港 返還から20年 習主席訪問で厳戒態勢に 台湾以上に展望が開けない香港
(建設が進む「港珠澳大橋」 橋で本土とつなぐことは容易ですが、香港住民の心をつなぎとめることは・・・・【https://udn.com/news/story/7331/2482769】) 【返還から20年 習主席訪問で香港統治を強化】 香港と中国本土の珠海、マカオを結ぶ世界最長クラスの海上橋「港珠澳大橋」は年内完成を目指しています。 ****************...
View Article赤ちゃんの「尊厳死」 未成年者の「安楽死」 医師処方薬による「死ぬ権利」 日本では・・・
(ベルギーで販売される、一般医が患者の自宅で安楽死を行うための「安楽死キット」(2005年4月18日撮影、資料写真)【2016年9月18日 AFP】) 【イギリス 10か月の赤ちゃんの「尊厳死」】...
View Articleドイツ ベルリン警察、羽目を外して騒いだ警官に意外な対応 メルケル首相、同性婚容認に方針転換
(パーティーで大騒ぎするベルリン警察の警官【6月28日 ビルド】) 【ドイツ人気質とは? 日本人と似ている?】 個人の性格などについても、「あなたはこんなイメージ」と言われると、「そんな簡単に言ってほしくないな・・・」と思うものです。...
View Articleシリア ラッカ奪還作戦の一方で、強まるシリア政府軍の攻勢 IS後の主導権獲得へ
2017年6月28日現在の勢力図 2017年5月末の勢力図 【6月28日 青山弘之氏 Newsweek「米国はシリアでイスラーム国に代わる新たな「厄介者」に」】 【ラッカ奪還は時間の問題 増大する民間人犠牲者】 「イスラム国(IS)」が“首都”とするシリア・ラッカについては、アメリカなど有志連合が支援するクルド人勢力を主体とする部隊が完全に包囲して補給路も絶ち、奪還は時間の問題ともなっています。...
View Article性・ジェンダーの多様化を容認する流れ
(独ベルリンのブランデンブルク門前で開かれた同性婚容認を支持する集会に参加した人々(2017年6月30日撮影)【6月30日 AFP】) 【珍しくなくなった同性愛を公言する政治指導者】 最近は同性愛者を公言する政治指導者は、さほど珍しくなくなりました。...
View Articleインド・モディ首相 キャッシュレス化・単一市場に向けた経済改革断行 強まるヒンズー至上主義
(物品サービス税(GST)の税率引き下げを求める小売業者や労働者ら。インドのニューデリーで撮影【6月30日 ロイター】) 【キャッシュレス社会実現に向けて“剛腕”】...
View Articleアメリカ 食費に事欠き、ホームレス化する学生 不良債権化する学生ローンを抱え込む政府
【「選択」7月号】 【1割の学生がホームレスで、2割超が食べ物の確保に困っている】 アメリカの大学生・卒業生が学生ローンの負担に苦しんでいる・・・という話はよく聞きます。 経済的困難の実態は想像以上のようで、1年前の記事になりますが、カリフォルニア州立大学では学生の1割ほどが家賃を負担できずにホームレス化しているとも報じていました。...
View Articleジンバブエ「止まった国」 来年大統領選挙で7選を目指すムガベ大統領、93歳
(5月3日から南アフリカ・ダーバンで行われた世界経済フォーラムの会議中、“眠っているように見える”ムガベ大統領。ジンバブエ政府は「93歳のロバート・ムガベ大統領が会議中に長い間眠っていることが多くなった」という地元紙の指摘を否定し、「高齢のため光から目を保護しているだけだ」と主張いるそうです。【5月12日 ayola.tv】...
View Article北朝鮮のICBM開発 拡大するリスク 狭まる選択肢
【7月5日 View point】 【トランプ政権の中国を利用した対北政策は成果を出せないまま“すでに一線が越えられつつある”】 ****北、ICBMは核弾頭搭載可能と主張 金氏「米独立記念日の贈り物」**** 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は5日、前日に発射に成功したと発表した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、大気圏へ再突入できる「大型で大重量の核弾頭」を搭載する能力があると報じた。...
View Articleミャンマー ロヒンギャ虐殺を否定する国軍 “政治家”スー・チー氏の対応は?
(ロヒンギャの人々に国籍を与えるミャンマー政府の取り組みに抗議する人々 【4月6日 BBC】 “政治家”スー・チー氏が直面する現実です) 【国連報告を「でっち上げ」とする国軍 「スー・チーさんが政権に入っても実態は軍政だ」】...
View Articleカタール断交問題 トルコも標的? 過激派支援の元凶は? 情報統制のためのアルジャジーラ閉鎖要求
(断交したカタールへの対応について協議するサウジアラビア、UAE、バーレーン、エジプトの外務相ら=5日、エジプト・カイロ【7月7日 SankeiBiz】) 【「若干の値上げはあるが、何とか耐えられる程度だ」】 中東カタールがサウジアラビアやUAE、エジプトなど近隣諸国から国交を断絶されて1か月近くが過ぎましたが、事態は膠着しています。...
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